15年ぐらいお世話になったNTTドコモからお別れする決断をして、今は格安SIMとSIMフリー端末で制約の少ないスマホ生活を満喫しています。
格安SIMや格安スマホって実際のところどうなの?と思っている方へ大手キャリアを離れてよかったと思っていることを語ります。
目次
月々のスマホ代が圧倒的に安い!
大手キャリア時代は1人7,000円~8,000円はスマホ代として支払っていました。
それが、今は夫婦で約5,000円と大手キャリア時代の1人分よりも安い金額で2台のスマホを運用しています。
この記事の執筆時点のスマホ契約プラン
利用端末:iPhone8
通信会社:イオンモバイル
利用回線:NTTドコモ回線
料金プラン:音声2GBプラン 1,380円
オプション:イオンでんわ10分かけ放題 850円
合計金額:2,230円 (税抜き)
利用端末:Huawei P9 lite
通信会社:イオンモバイル
利用回線:NTTドコモ回線
料金プラン:シェア音声プラン4GB 1,780円
※音声SIMカードとデータ専用SIMカードを1枚契約した金額です。
オプション:イオンでんわ10分かけ放題 850円
合計金額:2,630円 (税抜き)
2人の合計金額 ⇒ 4,860円
消費税を加えると惜しくも5,000円を超えてしまいますが、十分に安いのではないでしょうか。
比較すると大手キャリア時代は2人で約15,000円
格安スマホにすると2人で約5,000円
大雑把な計算ですが、約3分の1に抑えられてますね!
1人だけ格安スマホにしても効果的な節約になりますが、夫婦2人や親子など複数で格安スマホにするとさらに効果的です。
今回のケースでは月々で10,000円安くなり、年間で120,000円もの節約になります。
120,000円も浮いたら家族旅行に行くこともできますし、奮発して最新のSIMフリーiPhoneを買うこともできます。
安いことは大正義です。
イオンモバイルの簡単な解説
イオンモバイルはあのイオンが展開している格安SIM・格安スマホです。
全国200店舗のイオンでイオンモバイルのサポートを受けることができるという、格安スマホではなかなか無い充実したサポート体制です。
料金も業界のなかで最安の価格帯で、ドコモ回線とau回線を選択することができます。
今のところイオンモバイルという格安SIMにして後悔はまったくありません。
イオンモバイルは最低利用期間や違約金はないという太っ腹な会社です。
ただし、契約してから90日以内に転出する場合は転出手数料が割高な15,000円となりますので注意が必要ですね。
91日以降の転出であれば3,000円となり通常の相場通りとなります。
一度契約したら90日間(約3か月)は利用してねということです。
デメリットもあります
イオンモバイルにしてから後悔はありませんが、不満はあります。
格安スマホならしょうがない、どの会社でも起こる問題なのですが、昼休みの時間帯と通勤の特に帰宅時間帯には通信速度が極端に遅くなります。

Googleのスピードテストで下り2GBがやっとって感じです。
この2GBはネットサーフィンぐらいなら問題なく見れる速度ですが、PDFのダウンロードやアプリのダウンロードには苦しいです。
料金の安さとネットの通信速度のどちらを優先するかで満足度が変わってきますね。
スマホ端末の選択肢が増える
大手キャリアでは基本的にキャリア製のスマホを月々サポートなどを利用して購入すると思います。
逆に言えば大手キャリア以外で購入するという選択肢がないような状態です。
それが一度大手キャリアを離れてしまうと自分でスマホの端末を用意する必要があるので、いろんなサイトで探すようになります。
すると、世の中にはたくさんのサイトやお店でスマホが購入できることを知ることになるでしょう。
SIMフリー端末もAmazonで検索するだけでたくさんでてきます。
しかも20,000円台から必要十分なSIMフリー端末が購入できる事実に驚くでしょう。
中古iPhoneや中古スマホはかなり充実
iPhoneはOSをアップデートしてくれるのでかなり耐用期間が長い機種となっています。
最近ではiPhone5sがiOSアップデートのサポートから外れてしまいましたが、発売から3年以上経過しているiPhone6はまだiOSアップデートのサポート対象となっているので中古で購入してすぐに使えなくなるということはないでしょう。
android系のスマホであれば同時期に発売されたiPhoneより安く、しかも未使用品を見つけることができます。
iPhoneほどの充実ぶりではないですが、中古スマホの売買もさかんに行われているので手に入れるのは容易となりました。
必然的にスマホの端末に詳しくなれる
自分でいろんな選択肢の中からスマホを選ぶようになると、だんだんと知識がついて詳しくなっていきます。
iPhoneだけでなく中国製のスマホにも安くて魅力的な端末があることに気が付くでしょう。
本当に自分にあった料金プランを選べる
格安SIM業者はいまでは800社以上の会社が参入していると発表されています。
800社を全て検討するのは不可能ですが、格安SIMのなかでも上位20社ほどを丹念に見ていけば本当に自分にあったプランを見つけることができるでしょう。
各社がそれぞれの企業努力で特徴のあるプランや特典をだしていますので検討するだけでも楽しくなりますよ。大変ですけど。。。
例えばカウントフリーを1つとってみてもプランによって対象となるサービスが異なります。
SNS系がカウントフリーの対象だったり、エンタメ系の動画・音楽が対象だったり、ゲームが対象だったり個性的なものもあって面白いですよ。
気軽にキャリアを変更できる
大手キャリアは実質2年~3年縛りが普通だと思います。
格安スマホは縛りがなく最低利用期間の設定が全くないような会社もあります。
最低利用期間がない代わりに、転出手数料が割高になっているケースなどがあります。
ただ、大手キャリアのように長くないです。
例えば、イオンモバイルは実質90日の縛りで、LINEモバイルは13か月です。
大手キャリアのサブブランドと呼ばれる、ワイモバイルやUQmobileは2年~3年の縛りがあるようです。
最低利用期間がなかったり短かければ、そのときそのときの利用頻度や利用内容に合わせた会社に気軽に移行できて、本当に身軽になります。
最低利用期間が短めで設定自体がない会社も存在
1つ前でも書きましたが最低利用期間がなかったり、違約金がない会社があります。
違約金がない代わりにMNPの転出手数料が高かったりするので本質は同じようなものですが、それでもその転出手数料が高くなる期間の設定が短め(3か月から1年)な場合がほとんどです。
2年契約なら月々の料金が安くなりますというような契約形態は少ないです。
緩い縛りはありますが、大手キャリアほどえげつないものではないですよ。
まとめ
携帯電話が誕生してからずっと大手キャリアが使用者を独占している状態でした。
格安SIMが登場してユーザーの選択肢がどんどん増えてきたのは2013年ごろからです。
かくゆう私もNTTドコモを15年ぐらいは利用していましたが、今は気軽に契約会社を変えられることに満足しています。
各通信会社はユーザーが離れないように安くする代わりに縛りを入れるような作戦をとっています。
ユーザーが離れたくなくなるようなサービスやプランを考えることにもっと注力してほしいですね。