格安スマホのデメリット
スマホを持ちたくても料金がネックになって迷っている、という人は多いことでしょう。
周囲の人のほとんどがスマホを持っている現在でも、必要ないとガラケーを使い続けている人も多くいます。
これまでと料金が同じであれば、機種変更をしない理由は何もありませんが、ガラケーからスマホにすると必ずプラン変更も伴います。ほとんどの人がこれまでの2~3倍という月額料金になりますので、躊躇するのも無理はないでしょう。
そんな人に今注目されているのが、格安スマホです。名前からも分かるように、大手携帯電話会社のスマホに比べて毎月の料金が格安であることが特徴で、料金もシンプルです。大手携帯会社のスマホ料金は、とてもややこしいと感じている人も多いことでしょう。実質いくら、という言い方をされ、機種代金が毎月割引になるシステムが主流です。但し、2年間は解約できない契約になっており、2年契約にすることで割引が受けられるという決まりになっています。店員でも料金プランの特徴を述べられない人がいるくらいですから、客から見ると当然難解です。料金プランをシンプルにし、機種と使いたいデータの容量さえ決めれば、あとは自動的に料金が分かる格安スマホとは大違いです。
料金の分かりやすさも魅力の一つですが、そんな格安スマホにもデメリットはあります。一つは、通信速度が遅いことです。その理由は、独自の回線を持っていない業者が。使える電波帯域が限られているためです。
利用者が少ない時間帯なら問題はありませんが、混み合う時間帯だと少しストレスを感じるでしょう。大きなデータのダウンロードはできないこともあります。ただ、これはWiFi環境が整っている時には関係ありません。SIMの通信を使う時に遅くなるだけですから、主に自宅で操作する、という人にはデメリットにはならないでしょう。
さらにはスマホ本体のバリエーションが少ないこともデメリットと言えます。高機能な機種は少なく、スマホを最大限活用して生活を豊かにしたい、と考えている人には向いていないかもしれません。
ただ、大手携帯電話会社の機種をもって格安SIMだけを契約するスタイルなら、この問題も解消されます。本体とセットでなければ格安スマホをもてないわけではありませんので、この方法が一番賢明かもしれません。2年契約の更新時期に乗り換えると金銭的な負担も少なくて済みます。
キャリアのメアドが使えない
そして、スマホ独自のメールアドレスがないことが多いのもデメリットの一つです。フリーメールで対応できますが、フリーメールでは登録できないサービスもあることを覚えておきましょう。